14.『み~んな元気ネコ』岩合光昭
岩合さんの猫写真が世界一なのは全猫好きの知るところだと思うんですが、岩合さんの写真集は買い始めたら(予算的に)きりがないと思って我慢していたんですよね…。
でも買っちゃいました。
岩合光昭の『み~んな元気ネコ』。
表紙の子に一目惚れしてしまって。
似てるんですよ…私の昔の上司に。
(※いっさには上司に猫(ガチ)がいた過去があります)
猫の上司は残念ながら亡くなってしまい、喪失感をかなり長い間引きずったものですが…。
まさかこんなに似た子に出会えるなんて。それも岩合さんの写真集で。
もうこれは運命だろうと思い、エイッと購入してしまいました。
しかしやっぱり岩合さんの猫写真は格別ですね…。
普通、何か(たとえば猫)を実際に目で見た時と、それを写真に撮った時とでは見え方が変わるじゃないですか。
目で見た時って、感動や愛情といったフィルターが少なからずかかりますし、写真は撮る人の技量が問われますし…
その双方の乖離が大きくなればなるほど、良くないギャップが生まれてしまうんですよね。
でも岩合さんの猫写真は、我々が実際に目で見た、そのままの猫にどこまでも近い姿が写真として収められています。
感動的です…。
日本の野良猫の、たくましさがにじみ出る風貌…。
厳つさと絶対的な可愛らしさとが同居した面構え…。
そんな猫たちが、まるで読者の目の前で生き生きと息づいているかのようです。
ちなみに私のお気に入り、表紙の大変ラブリーな猫チャンは『ベーコン』というらしく、なんとベーコンの写真が80点も収録された『吾輩はねこである 名前はベーコン』なる写真集も出版されているとのこと。
………。(Amazonポチー)