5つ星の本棚

大好きな本をレビュー&オススメする書評ブログです。

サスペンス

46.『らせん』鈴木光司

『リング』の恐怖が確信に変わる。 ▼『らせん』はこんな作品! ・鈴木光司のサスペンス・ホラー小説 ・貞子でお馴染み『リング』の続編 ・ホラーというよりとっても怖いSFミステリー らせん 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫) 作者:鈴木 光司 KADOKAWA Am…

42.『罪の余白』芦沢央

1.『罪の余白』を3行くらいで紹介! いじめが原因で娘を失った父親の復讐劇。 復讐をきっちりやり遂げる点や、復讐内容への強い納得感、胸を打つラストシーンが特徴的なサスペンス・ミステリー。 芦沢央の鮮烈なデビュー作である。 罪の余白 (角川文庫) 作…

40.『いつかの人質』芦沢央

幼少期に誘拐された全盲の少女が、再び誘拐された。 ▼『いつかの人質』はこんな作品! ・芦沢央のサスペンス・ミステリー ・誘拐事件の被害者が再び誘拐される話 ・ミステリー初心者にもオススメ! いつかの人質 (角川文庫) 作者:芦沢 央 KADOKAWA Amazon 『…

37.『悪いものが、来ませんように』芦沢央

違和感の正体を探せ。圧巻の"叙述トリック"ミステリー! ▼『悪いものが、来ませんように』はこんな作品! ・芦沢央(あしざわ よう)の2作目の小説 ・共依存的な関係が事件を呼ぶ心理サスペンス ・巧みな叙述トリックが魅力のミステリー小説 悪いものが、来…

35.『シンプル・プラン』スコット・スミス

「悪事」へのハードルが下がっていく…。善良な一般市民の転落を描いた秀作。 ▼『シンプル・プラン』はこんな作品! ・アメリカの小説家スコット・スミスの処女作 ・スティーヴン・キングに「本年のベスト・サスペンス作品」と称賛された名作 ・超現実的ホラ…

29.『隣の家の少女』ジャック・ケッチャム

イヤな気持ちになりたくないなら、読まない方がいい。 ▼『隣の家の少女』はこんな作品! ・隣の家の少女が虐待されているのを知っている少年の話 ・ヘタなイヤミスよりよっぽどイヤな気持ちになる小説 ・スティーヴン・キングが称賛した伝説の名作 隣の家の…